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遺言
ちょうど一週間前くらいだろうか?
絶対に読んではいけない!
そう自分に言い聞かせていた。
だけど読まずにはいられなかった。
他殺なのか。
自殺なのか。
ずっと曰くつきの死。
私の中では事故死にしたかった。
でも自殺の可能性は
常に私の頭の中には存在していた。
そして読んでしまった記事。
そこには紛れもない遺書が遺されていた。
彼なら…
ありうる行為だった気がする。
でも他殺でなくて良かった。
誰かの手によって彼が殺められたのなら
私は、その誰かを今際の際まで怨んだろう。
そして…
彼の遺言は愛情に溢れたモノだった。
現実、真実。
それは分からないけれど
やっと私は彼の死を受け入れられた。
そして冷たい雨の中
長い長い行列に震えながら並んでいた
そんな私を愛おしく思い出した。