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惜別
パパを見送った。
ポッカリと大きな穴が心に空いた。
北海道、九州。
本当に全国からパパを送るために
多くの方々が足を運んでくださった。
一個人の死に
これだけの方々が足を運んで下さった、
こんな通夜、告別式は産まれて初めてだった。
改めてパパの大きさを思い知らされた。
私はパパを尊敬し、誇りに思う。
通夜では、ホールに入り切れず
玄関の外までパパの最期に
集って下さった方々がいた。
私は泣きじゃくった。
声を殺しながら泣いていた筈が
いつの間にか声を上げながら泣いていた。
そして小さな小さな骨壷に
収まってしまったパパを見て
しゃがみ込み、幼子のように泣いた。
感情のコントロールは出来ない。
泣きじゃくり…
そしてバカ笑いをしてみたり。
今日で7日が過ぎた。
だけどパパは生きている。
今までで一番遠い場所への
出張が決まっただけのことだ。
そう想い、自分に言い聞かせる。
いつだって私の耳の奥には
パパの声が聴こえているし、
何処にいてもパパの存在を感じている。