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逢瀬を前に…
逢瀬を目前に控えて
私は激しく揺れてしまっていた。
Tが何度も私を連れ戻そうとする。
『雫の病気は、必ず僕が一緒に治すんだ』
『僕は何があっても雫を信じてる』
『雫を愛してるから、僕は揺るがない』
振り解こうとして、私は牙を剥く。
そんなことが数日間、続いてた。
でも昨夜、やっと静寂が戻った。
モニター越しに繋がりながら
だけど私は確実にTの腕の中にいた。
抱き締められ、身を委ね
そして二人で静かに海の色の変化を眺めていた。
耳元にTの穏やかな呼吸音を感じながら…
私は激しく揺れてしまっていた。
Tが何度も私を連れ戻そうとする。
『雫の病気は、必ず僕が一緒に治すんだ』
『僕は何があっても雫を信じてる』
『雫を愛してるから、僕は揺るがない』
振り解こうとして、私は牙を剥く。
そんなことが数日間、続いてた。
でも昨夜、やっと静寂が戻った。
モニター越しに繋がりながら
だけど私は確実にTの腕の中にいた。
抱き締められ、身を委ね
そして二人で静かに海の色の変化を眺めていた。
耳元にTの穏やかな呼吸音を感じながら…